普段から本は結構読んでいるのだが、いわゆる「名著」と呼ばれるものはあまり読んでいなかったりする。
それでは良くないなあといつも思うので、なんとか時間を見つけてチャレンジしようと思っているのだが、なかなか達成できた試しがない。
そんなことを思っていた矢先、ちょっと思うところあって、初めて有料メルマガを購読した。
分量のあるメールはキツいからどうかなとも思っていたのだが、届いたものは、2スクロールくらいの分量で、多すぎず少なすぎず、ブラウザで読んでもiPhoneで読んでもストレスなくあっさり読めたので驚いた。
もちろん、文章がとても興味深かったというのはあるかもしれないが。
こういう形式だったら、なかなかチャレンジできていなかった本や小説を読むことができるかもしれない。
例えば「資本論40日パック」みたいな形で、本を数百字の分量で毎日分割送付して、コンパクトに毎日読み進めていくメールマガジンのサービスはどうか。
これは以前から思っていたのだが、紙の本は、今の情報摂取のリズム、BPMに合っていないと思う。
一度に触れなくてはいけない量が多すぎる。もっとコンパクトに軽くしていく必要がある。
情報量に適切なメディアを探す・作るということはとても重要ではあるが、情報摂取の頻度や感度は時代と共に変化するので、メディアの側も適宜チューニングする必要があると思う。
自分を含めたこの社会を生きる人々にとって、適切な情報量を常に探る必要がある。
1単位がコンパクトで頻度が高いという情報摂取の在り方が、ちょうど良いのでは無いかと思っている。