2011/09/15

イメージのアナロジー

スーパーの隅っこで良くある、「アイデア商品コーナー」が結構好きで、買い物に行く度に色々物色してしまう。

そのほとんどが、ニッチ過ぎて存在意義に疑問を抱かざるを得ない物ばかりなのだが、たまに心をとらえてはなさない物に出会えたりするのが楽しみになっている。

しかし、今日も物色していて思ったのだが、今までに無かったモノ(商品)の機能や意義を説明するのは、とても難しい。大抵そういう時は「○○に似ている」というようなコピーを使い、詳細な解説でなくイメージで商品特徴を理解させようとする。

例えば、今日見つけたものはコレだ。


濡らしてそれ自身が削られることによって汚れをこすり落とす、洗剤+スポンジといったポジションの製品なのだが、某消しゴムに非常にデザインが似ている。

何も説明しなくても、見ただけで「こすって汚れを削り落とす」ということが分かる。全く新しい素材や機能の商品にもかかわらずだ。
もちろん、何十年と歴史がある某消しゴムの強い認知があるからこその話だが、この理解のスピードの速さは、とても気持ちがいい。

このスピード感をしっかりと覚えておこうと思った。