2011/09/24

未来に向かう

一泊二日の旅から帰る。帰りも引き続き、ノートに色々書きつける。

よくよく考えてみると、ノートは基本的に、まだ「書かれてない」白い紙の束を持ち歩いてることになる。
いつ頃から、何も書かれてない紙の束をわざわざ持ち歩くようになったのだろうか。
予め「新しいことを思いつく必要がある」と未来を持ち歩く準備をしておくという発想はとても面白い。

つまり、ノートを持ち歩くということは、意識や思考が未来に向かっているということだ。
まだ思いついてないけど、きっと近い未来に自分が新しいことを思いつくから、それを書きつけるために準備しておかなくちゃっていう思考の果てに「ノートを持ち歩く」という行動が出てくるわけだから。

これは自分が良く言うことだが、いつも自分は「未来の自分に期待する」という考えで行動している。
きっと未来の自分は、素晴らしいアイデアを生み出してくれるだろうというある意味無根拠な、過信も入った期待だ。
ただ、これを口にするということは、今の自分は過去の自分から「期待された」存在であるということでもある。
つまり、過去の自分の期待に応えるために、今必死になる責任がある。

でも大丈夫、今足りないなと思っても、さっき書いた通りきっと未来の自分が取り返してくれるから。
そうやって、自分自身にプレッシャーを与えながらも、リラックスして生きていくと良いんじゃないかな。